制作行程

■立木染のウッドアクセサリー
制作行程

1. 立木を染める

使用する木は  杉や桧の間伐材、
木材を搬出する際に支障となる支障木、
切り捨てられる運命の木々を有効利用したく始めました。
蒸散作用を利用し、染料を吸い上げさせます。

2. 伐採


染まっていますようにと祈りながら伐採します。

3. 搬出


伐採した木を運びやすい寸法に伐り分け、運び出します。

4. 製材


板にします。

5. 型取り


板からどのような形を切り出すのか決めます。

6. 乾燥

しばらく乾燥させます。

7. 研磨



サンドペーパーで研磨して形を整えていきます。

8. 艶だし塗装

形が出来た後は、表面を傷つきにくくするために艶だし塗装し、研磨します。その後、艶だし塗装&研磨という作業を数回繰り返して仕上げます。出来上がるまでに数ヶ月の時を要します。

9. 金具取り付け

最後に金具を取り付けて完成です。

当工房のウッドアクセサリーは、このような工程で手作りでひとつひとつ丁寧に作っていますので、大量生産はできません。
したがって販売店の数も限られ、東京や大阪の百貨店などで販売されることもありますが、熊野以外の地域では立木染の木製アクセサリーを目にする機会はあまりないと思います。
ですので、熊野にお越しの際にはぜひとも実物を手に取ってご覧ください。工房および熊野地方の一部のホテルや旅館などで販売しております。なおネット通販は当サイトだけで行なっております。